モク タール

モクタールは、アカマツやクロマツなどの木部を原料としています。炎症や痒みをおさえる作用や、おだやかな殺菌作用があります。ステロイドの副作用を避けたい人に良く使われていた薬でした。2006年を最後に現在のモクタールは製造中止となっています。

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モク タールとは

モクタールは、皮膚疾患の消炎・止痒・殺菌とか白癬、黄癬、疥癬、乾癬、慢性の湿疹・皮膚炎にステロイド薬剤を使うより副作用が少ないことからよく使われていました
モクタールと亜鉛華単軟膏(ミツロウ・ナタネ油・酸化亜鉛)を混合したモクタール軟膏がありました。湿疹や皮膚炎などに効果があり、特に炎症やかゆみのある場合に有効とされています。

モク タールの製造中止

モク タールは2006年の薬事法により、明確な明記が出来ないため、販売を中止されました。

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モク タールの副作用

モクタールを使っていた人からの評判は、製造を中止しないで欲しいと署名運動を起こそうと発展しましたが・・・結局製造中止となったそうです。代用薬にグリパスCとジフェンヒドラミンがあります。

グリパスCの代用薬

グリパスCは抗ヒスタミン剤と抗炎症剤の複合剤で、抗ヒスタミン作用のあるジフェンヒドラミンと抗炎症作用のあるグリテールの複合剤です。そのため皮膚炎やじんま疹,湿疹など皮膚疾患のかゆみなどの治療に用いられます。

ジフェンヒドラミンの代用薬

ジフェンヒドラミンはアレルギー性疾患の治療薬で、抗ヒスタミン作用によりアレルギー現象を抑える作用があります。じんま疹,湿疹など皮膚疾患のかゆみなどの治療に用いられます。

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